Class of 2024

#業界最終学歴入学時年齢
1メーカー国際教養学部(学士)27
2IT/通信環境情報学部(学士)28
3金融経済学部(学士)30
4金融工学部(修士)31
5自動車工学部(修士)30
6金融社会学部(学士)34
7商社経済学部(学士)28
8商社工学部(学士)29

体験記 (1)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢27
最終学歴国際教養学部
職歴6年

はじめに

始めまして。この度はMIT Sloanにご興味持っていただき有難う御座います。私は私費で少し変わった経歴の持ち主なので、半信半疑な気持ちで読んでください。

Why MBA?

私は元外資系トラックメーカー出身(現在は買収され日系)で日本で2年、シンガポールで3年、主に新興国向けのトラック販売に携わってきました。この会社には大学4年生に米国の子会社でインターンした際、入社を決めました。シンガポールに駐在時、自動運転や脱炭素向けのプロジェクトに関わり、自動車業界が直面する喫緊な課題について考えさせられました。トラック業界でMBAホルダーは珍しいのですが、会長や役員の半数がMBAホルダーかつコンサル出身者で、私も彼らのように会社を代表する人材になるためには、同じキャリアパスを描く必要があると考え、MBAを目指すようになりました。

Why Sloan?

MobilityとSustainability関連の強みです。そしてaction learningです。

この3点に惹かれMITを当初から第一志望と考えておりました。学校毎の特色がある中、私のバックグラウンドかつ将来目指しているキャリアパスにFitする学校だとすぐ感じました。また主観的になりますが、LinkedInで見つけ、連絡した現地生数名と他の学校と比べてすごく波長があったというのは印象に残りました。

受験スケジュール

2020年8月頃にシンガポールのMBAイベントに参加。漠然にMBAがほしいと考え始める。だがコロナ禍のため、その年の受験は見送る。
2020年12月 会社が日系メーカーに買収されると発表。自分のキャリアを考え直し、MBA受験を決断。
2021年1月ー7月に掛けてGMAT数回受験。
2021年8月より エッセー開始(Round 1) – シンガポールのAdmission Consultantに連絡
2021年12月 Round 1の応募した学校に合格 (T20)
2021年12月 Round 2 Reach schoolエッセー開始(Round 1のエッセーを元に応用)
2021年1月 日本に本帰国。Round 2 出願完了。
2021年3月 Round 2の数校とインタビュー、MITのAdditional essay 提出
2021年4月 MIT Sloanより合格発表

TOEFL/IELTS

学部の授業が全て英語で行われたため、TOEFL受験は免除されました。

GMAT

Magooshというオンライン授業とManhattan Prepを購入。2021年の一月から日々勉強を続けました。最終的にはGMATを理想回数よりも多く受験し、2021年7月に受験したGMATスコアを提出。大学受験でもSATを受験したが、昔からの経験を活かせなかったのが無念でした。MITの平均点よりも低いため、MBA受験では汚点となりました。

Essay/Interview

受験中はシンガポールに駐在していたため、現地のPrep Zone Academy のJonathan Deforgeというフランス人にEssay ・インタビューサポートをお願いしました。Round 1に滑り止め(T20)の大学に受験して、Round 2 Reach School (T10)を目指すということを決め、大体7月頃からEssay に取り掛かり、書いたものをいろいろな大学に応用しながら仕上げていきました。周りにMBAホルダーはいなかったので、Jonathanがいなければどこも受かっていなかったです。

ビデオは非常にシンプルなもので、家で撮影しました。私が今までやってきたことに注力するのではなく、私がMITでどのようなことを楽しみにしているのかを説明しました。(例えばEngineering departmentの授業を受講する等)

Interview PrepはRound 1から色々なInterviewをこなしていたので、そこまで注力はしませんでした。ですが、MIT はいろいろな経験談(Story)を聞きたいとAdmission Consultantからアドバイス頂き、準備しました。

Additional essay は特に注意したことはなく、私が業務で携わったプロジェクトについて書きました。できるだけ分かりやすくかつどのようなインパクトがあったのかを説明しました。

その他

私が受験時にAdmission Consultantに言われた一言を共有させてください。

Stop constantly checking your email or refreshing the admit page. This will not change anything.

一時期はいつもGMAT Club等を見て、自分はまだかまだかと鬱な時期がありました。精神的に良くないので、皆さんはなるべく見ないように頑張ってください。

最後に

私は多くの人に支えられ第一志望であったMITに合格ができました。ご尽力いただいた方々(上司、妻、家族、コンサルタント)の期待を一生懸命に答えたいと考えています。

ぜひ悔いのないMBA受験になるように頑張ってください。これを読んでくださっている皆様に幸あれ!

体験記 (2)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢28
最終学歴環境情報学部
職歴6年

はじめに

はじめまして!
この度はMIT Sloanにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。私は通信事業者に技術系社員として新卒で入社して7年勤務しました。会社ではIoT向けネットワークの構築、国際通信の主管、介護や製造業等法人向けサービスの企画、運営などを主にやってきました。
小学生の時に2年半ほどアメリカに住んでいた経験があり、その後中高は帰国子女の多い中高一貫校に進学しました。
私の体験が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

Why MBA?

ずっとウクライナ人の友人のために海外の発展途上国にも通信を届けデジタル格差をなくしたいという夢があり、通信事業者に入社しました。海外に通信網を広げて持続的に成り立たせるためには技術力、海外ビジネスの知識や経験、広い人的ネットワークなどを持った多彩な人材になる必要があると考え、技術力は技術職として法人のネットワーク構築、それ以外はMBA進学で実現しようと考えました。
4年目でネットワークの設計や構築ができるようになったと感じたため、持続可能なビジネスを構築する知識や経験、多様なメンバーのいるチームを率いるためのリーダーシップ、海外のコネクションなどを得たいと改めて考えてMBAを志望しました。

Why Sloan?

もともとテック(特に通信)×ビジネスを勉強して経験を積むのであればTepperかSloanのどちらかだと考えてましたが、両方合格したのでより通信と親和性のあるSloanを選びました。また、海外でビジネスを作るために多様性のあるチームを率いるためにはSloanが掲げる分散型リーダーシップ(Distributed Leadership)が最適であると介護ビジネスを異業種混合チームのリーダーをしたときに考えたためでもあります。
寒い場所が苦手なので何度Sloanがカリフォルニアにあったらよかったのにと考えたかわかりませんが、小学生の時にボストンは歴史的建造物が多くて落ち着いたいい街だと感じた思い出があるので寒さは我慢することにしました。

受験スケジュール

2019年12月 会社の社費制度に応募(1回目)→不合格

2020年12月 会社の社費制度に応募(2回目)→合格

2021年1月 TOEFLを受験(105, R:26, L:30, S:26, W23)

2021年2月 GMATの勉強開始

2021年4月 AgosのGMATコースを受講

2021年5月 Round Oneと契約、エッセイをゆるゆる開始

2021年11月 GMAT受験(640, V:29, Q:49)
受験後エッセイを本格化

2022年1月 GMAT受験(640, V32, Q:46)
MIT Sloanを含む7校に出願

2022年3月 MIT Sloan面接

2022年4月 MIT Sloan合格

TOEFL/IELTS

帰国子女はGMATでつまずくと聞いていたので(実際そうでした)、TOEFLには時間がかけられないと思い、社費の合格通知をいただいてから一か月以内で終わらせると目標を立てて3週間で98点から105点まで上げました。
リスニングは元々問題なかったこと、リーディングは短期間では上がりにくいことの2点から点数の伸び幅があったスピーキングとライティングを集中して上げることに決め、スピーキングはBizmatesで帰国子女のフィリピン人とひたすら社会問題を討論し、ライティングはCZ Trainingという添削をしてくれる海外の方に頼みました。
個人的にネイティブ特有の言い回しなどは学んでおくとこなれた感じが出て自信につながるので、方法論や理論は大事ですが基礎力の向上というのも必要だと思いました。

GMAT

帰国子女としても個人としても非常に相性の悪い試験で、私のMBA受験はGMATとの戦いだったと言えるほど苦労しました。そのうえトラブル続きで、5回受験したにも関わらず肝心の最後2回でトラブルが発生し結果が残せず悔いが残りました。トラブルがあったことは学校に話してわかってくれたので、トラブルで実力が出せなかった場合はきちんと学校側に伝えることが大切だと思います。

V対策
・CRはほぼできており、RCはTOEFL同様時間が掛かると思い一定を越えてからは労力をあまりかけずSCに集中しました。
・途中eGMATに浮気するものの問題の解説が不明確でやめ、Official Guideを4周し、さらに問題を求めて過去問をGMAT Clubで漁りました。2回間違えた問題はスクショを撮りAnkiに登録し、ひたすら繰り返し全選択肢の何が悪いのかまで説明できるくらい解き続けました。
・本番に向けて最後の自信をつけるために中山先生に個人レッスンをお願いし、40以上のお墨付きをいただけたので本番は落ち着いて受けられました(トラブルで霧散しましたが…)。

Q対策
・恥ずかしながらあまり数学が得意ではなかったため、基礎から着実にやらねばできないと考えて中学生の算数を一気に学ぶタイプの教科書から始めました。1週間ほどで終わらせた後は高校の数学1Aに入り、全部終わらせてからAgosのQ対策講座に参加しました。講座終了後はAgosの教科書とOfficial Guideを3周ほどして対策しました。

その他
・GMATのオンライン版はかなりトラブルが多いので、できれば現地受験が望ましいです。私の場合はセキュリティソフトと競合してクリック一つごとに10秒以上かかる不具合に遭い、インドのサポートデスクと3時間ほど話したせいで結局6時間の試験になりました。ちなみにサポートデスクにはトラブルで失った時間を戻す権限はなく、後日GMACに抗議したところ無料で再受験ができました。全校提出した後だったのであまり意味はありませんでしたが…
・紙の資料が増え続けるのでiPad Pro 12.9を購入し、教材をすべてPDF化してGood Notesで勉強しました。Ankiを使った間違い集も非常に作りやすく、効率的に勉強できたのでおすすめです。

Essay/Interview

Essay
理系女性のテック系はMBA受験生のなかではかなり異質な属性だったため差別化には苦労しませんでしたが、逆に指針がなくどのような人物像として印象付けるかでかなり悩みました。Round先生と話した結果、Cover Letterなどの真面目な書類では属性を最大限活用しながらプロフェッショナルな面を見せ、Video Essayでは茶目っ気のある面を見せるために展示場で担当しているARグラスを被りセールスよろしく登場しました。ここまでやる必要はなかったと後になって思いますが、ビデオを撮ってくれた後輩が笑ってくれたのでよしとします。Round先生は最初に私が案を出した時点で爆笑してました。

Interview
出願後で完全に気が抜けており、最初に受けた学校で思うように答えられず反省して本腰を入れました。インタビューは数をこなせばこなすほどこなれてくるので、面談日が早めの欧州MBAで慣れたうえでSloanを受けられたのはよかったです。
特に質問と回答後のコメントに力を入れ、どれだけ興味があるか、どれだけ熱意があるかを全力で伝えるようにしました。

その他

筆記テストが苦手で点数が出ないこと、GPAが3.3程度であまり突出しないことなどは始める前から分かっていたので、遠慮せず積極的に在校生や卒業生、アドミ等とコミュニケーションをとり、対策するための情報を得ると同時に自分のことを知ってもらう機会をたくさん作りました。日本の受験と違い、正攻法以外が存在するので邪道と思わずできることはなんでもするようにしたのがよかったと思います。MBA受験に関わる方は皆様大変優秀で優しい方々なので全力でぶつかって大丈夫ですし、本当にたくさんサポートしていただき感謝してもしきれません。

最後に

今MBA受験をされている方は本当に本当に大変だと思います。仕事と勉強と日々の生活とを全部成立させて、なぜこんな苦しい思いをしなければならないのか自問自答する瞬間があると思います。しかし、終わってみるとたくさんの人とつながる機会を得たり、自分が知らなかった世界を知れたりと楽しいこともたくさんあったと今になると思えます。終わった後の達成感はなにごとにも代えがたいので、ぜひ無理しすぎず頑張ってください!応援しています。

体験記 (3)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢30
最終学歴経済学部(学士)
職歴7年

はじめに

始めまして。MIT Sloanにご関心をお持ちいただきありがとうございます。
私は日系の証券会社で7年ほどM&Aアドバイザリーを行ってきました。妻子帯同で英語はどちらかというと苦手です。
この体験記が皆様の受験の一助になれば幸いです。

Why MBA?

これまでの実務経験を通じて、ビジネスやマネジメント感覚を持つことで、より付加価値の高いアドバイザリーサービスができると考えたためです。
外部から金融の人間としてアドバイスするだけではなく、もう少しクライアントに近しい視点でサービスを行いたく、そのためビジネス全般についての理解を深めたいと考えました。

Why Sloan?

いい意味で、ゴリゴリしておらず、和気あいあいとしつつもやるときにはやる雰囲気を感じ、フィットを覚えました。関心領域のアントレ、アナリティクスの評価も高く、妻子帯同のためボストンの治安も魅力でした。Good Will Huntingも好きです。

受験スケジュール

通常業務以外にも、娘が0~1歳の期間に受験準備を進めていたため、家庭との両立も大きな課題でした。一方で、コロナ禍による在宅勤務の恩恵もあり、業務、家庭、勉強の時間をある程度フレキシブルにやりくりできたのはラッキーでした。
3月:社内で留学候補生に決定。TOEFLの勉強を開始。右も左も分からず、MBAホルダーの先輩・友人に教えを乞う
4月:カウンセラーとしてAdam Markusを起用。TOEFLは106を取得
5月:GMATに軸足を移すも、業務が忙しくあまり本腰を入れた勉強はできず
6月:業務がひと段落、空き時間はすべてGMATに
7月:GMATを2回受験するが700に届かずスコアキャンセル。更に勉強
8月:さらに 2回GMATを受験。730(M51/V38)を取得し、エッセイに着手
9月:Adamに詰められながら、フル稼働でエッセイを片付けて、下旬にアプリケーション提出
10月:インタビュー準備
11月:他校のインタビュー
12月:初旬にSloanの面接し、中旬にSloanに合格し受験終了

TOEFL/IELTS

留学の社内応募時の87からのスタートでした。当時の職場は残業が多く、基本的に深夜型の生活でしたが、TOEFLの午前10時にベストコンディションで臨めるように早朝型の生活に切り替えました

■リーディング
単語帳3800のレベル3までを覚えて、リーディングの問題を毎日1セット×1か月続けました。当初は25点程度でしたが、28-30点で安定するようになりました

■リスニング
同じく毎日1セットを1か月続けました。当初23-25点でしたが、27-29で安定するようになりました

■スピーキング
E4TGに1か月通いましたが、点数には寄与しませんでした。E4TGでは、自分のスピーキングを録音して、他の生徒と講師で聞きなおすという苦行を行いますが、できない自分と素直に向き合う経験が早くできた点はTOEFLの準備以上に大きかったです。その後の、ビデオエッセイやインタビュー練習など、自分の英語のプレゼンでPDCAを回す心の強さはここで養われたかもしれません

■ライティング
日本語と英語ではキーボード上の指の動きが異なるため、英語のタイピング速度向上のために英語のブラインドタッチの練習を一日20分×2週間行いました。400 wordsで12分くらいかかっていたのが最終的に10分を切るくらいになったのでやって良かったです。文章自体は暗記せず、本番の思い付きでやっていたため、点数のボラはすごく大きかったです

GMAT

エッセイやインタビューに予算を向けたかったことから、自習で乗り切りました。だめならGREに切り替えるつもりで、短期集中で5回連続で受ける戦略でした。GMATはある程度対策を行った後は、コンディション作りと運だと思うので、割り切ってガチャを回し続けましょう

使用した教材
■Manhattan All the Verbal
Verbalのアプローチの概観がつかめます
■Powerscore CR Bible
3回目の受験でCRが低かったので読みました。精神的なお守りにはなりましたが、やらなくていいと思います
■Manhattan Sentence Correction GMAT Strategy Guide, 6th Edition
テキストの中ではこれが一番ためになりました
■International Math Academy
有名なMathの教科書です。Manhattanが出しているホワイトボードのブックレットを購入し、本番と同じメモ環境で解きました。J-Mathは検討していないのでわかりません
■GMAT Official Guide
付属する問題をひたすらPC上で解きました。本番同様にPCで解くことが大事です。全問題3週くらいしていると思います。SCはEasyとMediumは正解の理由、不正解の理由を自分なりに説明できるようにし、Advancedも8割くらいはそのレベルにしました。RCは要旨を掴む読み方を意識しました。CRは2度読みを避けることを意識しました。MathはAdvancedだけこなしました
■GMAT OG Verbal Review
同上
■GMAT Official Advanced Questions
同上
■Official GMAT Practice
GMAT公式サイトで購入できる問題です。Verbalの問題をOG同様にこなしました
■GMAT Toolkit
本番を2-3回受験したところ、Mathでも結構難しい問題もあったので、Mathの難問演習を行いました。Math51を目指すのであれば、なんらかの難問演習はマストだと思います
■GMAT Official Prep
Official Guideで各科目の問題形式をなんとなく把握した直後に1回解きました。数少ないPrepなので、ある程度準備を進めてから受験したい気持ちは分かりますが、GMATは個別問題の解法と同じくらい、プレッシャーに負けない心とタイムマネジメントが大切なので、勉強開始時点でとりあえず1回受けることを強く推奨します。ただし、スコアは振れるので、あまり気にしなくていいと思います
■MANHATTAN GMAT-VIRTUAL
Official Prepを使い果たした後に購入しました。Mathは激むずなので、気にしなくていいと思います。Verbalは良質だと思いますし、スコアもそれなりに実力に近いものが出ていた印象です

■おすすめ自習プラン
1-2週間でManhattan All the Verbalを流し読みながら、OGの問題を少し(M20問、V10問×3セクションくらいのイメージ)解き、それぞれのセクションの問題形式を理解

Official Prepを1回受け、タイムマネジメントの重要性と緊張感を理解・体験する

MathはInternational Math Academyを終わらせる。VerbalはManhattan Sentence Correction GMAT Strategy Guide, 6th Editionを終わらせる

Official OG等の問題演習を行う(PCでタイムマネジメントを意識しつつ)。たまにPrepを挟む。MathはOfficialとマスアカだけだと51点は難しいと思うので、GMAT toolkitあるいはGMAT Clubで難問演習を行う

心と体のコンディションを整えて本番に臨む(←重要)

GMAT対策中に、「もしかしてGRE受けたら意外と点数取れたりするかも?」と淡い希望を抱き、一度GREのPrepを解いてみましたが、語彙問題に圧倒されたこと、全体的にフィットを感じなかった(純粋に慣れの問題か)ことから、まずはGMATにフォーカスすることにしました

Essay/Interview

応募書類は自分のマーケティング資料だと割り切っていたため、(自分が心地よく話せる範囲で)説明のつきやすさを第一に考えていました。Personalに作りこめば問題ないと思います

面接は、英語力も大事なのですが、そもそもの(日本語の)面接の巧拙がかなり効いてくると感じました
よくある質問(WMTYR、Why MBA?、Why this school?、Short-term goal、Long-term goal)はトークポイントを作成しておきました。あとは、自分の強みに対してストーリーを10ほど準備し、典型的なBehavioralの質問の内容を用意しました。初めはスクリプトを暗記しようと頑張りかけましたが、うまくいかず、ポイントだけ覚える方針に転換しました。カウンセラーとのモックインタビューは1時間3万円の価値を見いだせず、Adam、Ed、Jessicaと1回ずつやって辞めてしまいました

コロナの影響ですべてZoomで行いました。事前にLinkedinでバックグラウンドを確認して、話す内容の丁寧さなどを調整すると共に、こちらかの質問を準備しました。向こうもLinkedinは確認されていると思っていると考えたので、「Linkedinも勤めている会社のHPも観たけど●●ってどうなの?」的な質問もしました。選べるなら日本人(少なくともアジア人)の方が、カルチャーや会社組織の共通点があり、話が通じやすいように思います。(例えば、組織内のコンフリクトや難しいコミュニケーション等のエピソードにおいて、文脈を理解してくれる)

最後に

受験プロセスを振り返ってみると、限られたリソースの下、自分の長所、短所を見つめなおし、情報収集をし、戦略に落とし込んで実行していくという、プロジェクトマネジメントそのものでした。学校のよくわからない合否の判断基準、謎の噂や神話、受験ビジネスのセールストークなど、様々な不確実&無責任な情報も溢れていますが、決めるのは自分だということを忘れずに、最後に、自分がベストを尽くした結果だと思えるように悔いのない受験生活を過ごしていただければと思います。みんな通った道なので頑張ってください。応援しています。

体験記 (4)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢31
最終学歴工学部(修士)
職歴5年

はじめに

理系の大学院卒業後に新卒で国内証券会社に入社。マーケット部門で株式に関わる金融派生商品(デリバティブ)の販売促進と商品組成・開発(ストラクチャリング)に約5年間従事してきました。その後、社内の海外留学公募制度で選抜されて受験に取り組みMIT Sloanに合格。社費での留学になります。なお海外経験はありません。

Why MBA?

・ビジネスについて体系的に学び、幅広い分野の人間をマネジメントできるだけの素地を作りたかった
・起業するために必要な知識やマインドセットを身につけたかった
・学生の頃からの海外留学を目標にしており、入社当時から社費留学制度をいつか活用したいと考えていた
・海外経験がまったくないことを引け目に感じており、語学の習得も兼ねて海外生活を送ってみたかった

Why Sloan?

・昔から理系の端くれとしてMITへの憧れがあった
・在校生や卒業生から感じ取れる落ち着いた雰囲気が合っていた
・アントレやブロックチェーンなど勉強したい分野に強かった
・立地

受験スケジュール

社内の海外留学派遣プログラムへの応募を意識し始めたときからのおおまかなスケジュールです。
・TOEFL (2020/03-2021/05):Andy田開/E4TG/TOEFL Resources
・GMAT/EA (2021/06-2021/12):マスアカ/濱口塾
・Resume (2021/10):カウンセラー(Adam Marcus)
・Essay/推薦状 (2021/10-2022/01):カウンセラー(Adam)
・面接 (2022/01-2022/03):カウンセラー(Adam/Nish Subasinghe/John Couke)

TOEFL/IELTS

・TOEFL:106点(R29/L30/S23/W24)
2020年の5月頃にAndy田開(タビラキ)の講座で中国版の演習ソフト(TPO)を手に入れ、こればかり取り組んでいました。私の場合幸いにもRとLがTPOを一周するまでに目標の105点以上がでましたが、2-3周して取り組むこともあるので早期の開始が重要です。特に純ドメでS23点が難しい場合はRとLで高得点をキープすることがTOEFLからいち早く脱却するための鍵となります。単語は定番のTOEFLテスト英単語3800のみ(スマホアプリ”Mikan”あるいは”英単語”で購入)。Writing用にTOEFL ResourcesのMichaelの添削、最後の方はSpeaking対策でE4TGに1ヶ月間通っていました。


TPOをひたすら解くのみです。難易度が低い順に解いていました。私の場合は読むスピードがかなり遅かったので始めの方は1文章を30分。慣れてきたら24分、21分、18分(本番のスピード)と徐々に早めていきました。おすすめの解き方は
① まず本番より早い16-17分で解いて、
② 答え合わせはせずに再度解き直し(一部単語を調べるのもOK)、
③ その後答え合わせして修正前の結果を記録、復習
というものです。ダミー問題がRで入る場合でも最後のセットとは限らないので、とにかく全問題を時間内に解き切ることを優先してください。


こちらもTPOを難易度が低い順に解いていました。メモをとるかどうかは議論が分かれますが、私はメモをとらない方針に落ち着きました。勉強の仕方は以下です。Lの取り組み方は個々に異なる部分が多いとは思いますがご参考まで。
① 1講義あるいは1会話をとく
② 通しで聞いて聞き取れないあるいは理解できない箇所を見つけ、その部分のみをわかるまでリピート(文章は極力見ないこと)
③ Shadowingをしながら全体の理解を深める
私は周囲の音に気が散りやすいタイプだったので、Lの間は目を閉じ、両手でヘッドホンを耳に押し付けて周りの音(特に他の受験者のSpeakingの音声など)が極力聞こえないようにしていました。


Andy田開講座でも言われますが、Lのスコアがある程度あがるまで(8割くらいがとれるまで)は何もしなくて良いです。DMMなどのオンライン英会話で話すことに慣れるくらいでしょうか。RとLがのびてきたらまず核となるTemplateを覚えましょう。4種類の問題のうちQ1(賛成か反対かなどLが必要ない問題)のみは早期から取り組んでも良い気はします。あるいはLで会話形式の問題が苦手ならQ2(生徒同士の会話)も多少は取り組んでも良いかも。このセクションはリスニング力が重要になると同時に、自分が口語に起こしやすいメモをいかに効率よくとるかのゲームなので、最低限話せる力があれば問題慣れするために集中的に取り組んでみてください。Q1はSTARメソッドで使いまわせるエピソードを10-15個ほどストックしておき、お題とつなげる練習をすればなんとかなります。Q2-4はパターンが決まっているので各問題のTemplateを頭に入れ、メモをみて即座に言葉にする練習を繰り返しましょう。問題の種類ごとにまとめて取り組むのが効率的です。


Integrated編:私はまずTemplateを覚えて解答開始直後に先にこの部分だけ打ち込んでおき、あとからメモを見返して講義の内容を埋めていくというスタンスをとっていました。Lができていればそこまで労力はかからないと思います。TemplateはWebにも転がっているので、自分の使いやすいように改良して覚えましょう。やっていることはSと同じなので、この問題は最も対策が不要な部分ではないでしょうか。
Independent編:以前は分量さえあれば割と簡単に高得点が取れるセクションだったようですが、近年は覚えた内容を使いまわすだけのEssayが散見された結果、ETS側も対策を講じて覚えた内容を使いまわしたような回答のスコアを下げるために工夫をこらしているとのことです。私も自分が過去に経験したストーリーをいくつかストックしていましたが、部分的に活用するなどに留め、無理には盛り込まないというスタンスで臨みました。加えて私の場合は英語のタイピングが遅いことも致命傷でした。TOEFL ResourcesのページにサンプルEssayが沢山あるので表現など参考にすると良いです。

GMAT

・GMAT:5回目でなんとか680点(Q50/V32)
2021年6月にTOEFLから乗り換えでGMATに取り組み開始。全受験プロセスで最も苦戦しました。結果は5回目でようやく680点と散々。これまでの人生で読書をあまり行ってこなかった代償なので自業自得ですが、私のように読むスピードが遅く学生時代に国語が大の苦手だったタイプは本当に苦労します(シンプルに英語ができないだけでは?というツッコミはご勘弁を)。

<活用した教材・サービス>
 ・MBA留学 GMAT完全攻略(AGOS):Webの情報で代替可能
 ・OG (Official Guide): PC上で解くため新品が必須
 ・Advanced Questions:OGの問題がなくなってからでも良い
 ・単語帳(AGOSのGMAT重要単熟語):必須
 ・International Math Academy(通称マスアカ)のテキスト:あると効率が良い
 ・Manhattan Prep GMAT Strategy Guides(CR/RCのみ):CR編は良いかも
 ・濱口塾の授業(VOD)・問題集:問題数はかなり豊富。使い勝手は良い。
  (問題がMBA.comと割と重複するため要注意)
 ・Prep(MBA.com #1-6/Manhattan Free/GMAT Club Free/Kaplan Free/Veritas Free)
  (まずはお試しにどれか一つを通して受けてみるべし)


はじめの1ヶ月をつかって単語帳とMathを優先して仕上げていき、その後本格的にVerbalへシフトしました(7月頃)。Verbalで一向に成果が実感できないまま安易に1,2回目を受験したのは失敗でしかありません。国立理系出身の矜持(慢心とも言う)からマスアカでざっと内容をさらったあとは、OGのHardランクとAdvanced Questionsの問題をひたすら解くのみでした。


はじめの時期は業務との兼ね合いもあり、マイペースに進められる濱口塾のVOD授業と単語のみを隙間時間に進めていきました。SCとCRを一通り終えたあとOGにも着手。CRとの相性が悪かったため、RCは最後の方になるまでほとんど手をつけずにきてしまいました。また通しで36問を解く練習をしっかり行ってから、本番に臨むべきだったと反省しています。SCかCRのどちらか得意な方を真っ先に固めることを優先しましょう(できればCRを先にした方が楽)。

Essay/Interview

・Essay
Essayの構成ですが、まず自分の将来の目標(Long-term Goal (LTG)とShort-term Goal (STG))を設定し、現在と将来のgapをMBAがどう埋めてくれるか(Why MBA?)を考えます。聞こえの良い独創的なアイデアは確かに目立つことができますが、実現可能性を割と重視した目標の方がその後の面接でも変にツッコまれにくいです。その後は学校とのフィット感(Why This School?)を考えると同時に、その学校にどのように貢献することができるか(Why You? or How to Contribute?)を定めることが基本的な流れです。これらをサポートする要素として過去の経験を棚卸し、START(Situation/Task/Action/Result/Take away)形式でまとめておく必要があります。

これまでのキャリアでUS株のデリバティブ商品の販売促進・組成業務を中心に行っておりUSとのつながりが大きかったことから、STGを「NYオフィスへ転勤して世界No.1のマーケット環境でデリバティブビジネスに携わる」と設定しました。一方、LTGはストラクチャリング(商品組成)のバックグランドと当社の意義を掛け合わせて「画期的な商品組成システムを開発することで投資家の選択肢を広げ、投資を活性化したい」という内容にしました。MITはInnovationとCollaborationが軸になるため、Innovationはストラクチャリング時代の新商品開発のトピック、チームワーク(Collaboration)の経験としては学生時代の野球部の経験をメインに据えて構成しました。

・Interview
<取り組み方の一例:Basic Questions編>
① 原稿をつくる:一度何も考えずに全部書いてしまいましょう
② カウンセラーに相談:ある程度できそうなら Mock Interview形式も可
③ 原稿修正:内容を推敲。Qualityをあげる+話しやすさを意識
④ 原稿を7割くらい覚えるまで練習:完璧でなくてOK、流れを覚える
⑤ ポイントのみをまとめたメモを作成:残しておくと便利です
⑥ 定期的に練習:細かい言葉遣いは毎回変わるくらいがちょうど良い、忘れたら⑤のメモを見てコアの単語を見るだけで内容を思い出せるようにしておく

<取り組み方の一例:Behavioral Questions編>
こちらは質問ごとに回答を考える方法だとキリがないので、エピソードを複数用意しておき質問ごとに強調する点を変えて使い回すのが良いと思います。よく使う4-6個のエピソードをうまく話せるように練習しましょう。
① エピソード棚卸し:仕事関連で12個、研究・ゼミで4個、課外活動で4個が目安
② 振り分け:どのエピソードがどのタイプの質問に有効か振り分ける
③ エピソード部分の原稿を作成:STARTメソッドを忘れずに、重要度の高いもの優先
④ ポイントのみをまとめたメモを作成:簡単で良いです
⑤ 話す練習:完璧でなくてOK、内容が伝われば良い
⑥ カウンセラーのチェック: Mock形式でみてもらう、重点的にでもOK
⑦ メモを改善して練習あるのみ:あとはひたすら慣れましょう

<内容よりも見え方・聞こえ方>
当たり前ですが笑顔でフレンドリーに振る舞いましょう。面接官は目の前の候補者がチームに馴染めるか、ポジティブな影響を与えられるか、という観点で評価します。同時に日本人であれば英語のコミュニケーションが問題ないかも見られているはずなので、英語のスコアがそこまで良くない場合は特に準備に注力してください。実際にMITの面接では「Verbalが低くて英語力を懸念していたが話してみて大丈夫だと思った」と言ってくれました。Interviewの重要度はやはり高いということを実感できた一言でした。

その他

以下留学準備プロセスを通じての反省点(アドバイス)のまとめです。
・はじめからIELTSも。GREもMathが苦手な方は早めに検討
・GMATの受験は変にあと伸ばししない。700点以上がだせる目処がたったら連続して受けるべき(ダメでもGREにシフトする時間を確保できる)
・AGOSのイベントなどは夏前の余裕があるうちに早めにでてみる
・Essayの情報収集を目的とした卒業生訪問は内容がおおまかに固まってからがベスト。時期が早すぎると聞いた内容が大して役立たないまま放置される可能性が高く、何を聞けば良いか目的意識をもつことも難しい。
・Essayにかけられる時間が極端に少ない状況なら日本語→英語の翻訳サービス(Gengoなど)を使うのも一手
・カウンセラーは実績が一番。サービスが気に入ったなら人として合う・合わないは二の次。
・面接練習は原稿の作成を推奨。そこからkey wordsだけ抽出した簡易メモをつくり、それをもとに受け答えの練習を行う。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。この受験期間は学ぶことが多く、同時に情報がなく苦労した場面も多かったです。私の経験がこれから受験を始められる皆さんに少しでも役立てば幸いです。MBA受験は運の要素も非常に大きいので、一喜一憂せずに目標に向けて突き進んでください。皆さんの受験がうまくことを心よりお祈りしております

体験記 (5)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢30
最終学歴工学部(修士)
職歴5年

はじめに

はじめまして。少しでも、受験の準備をされている皆様の参考になれば幸いです。私は海外に住んだ経験がなく、周囲にほとんどMBAホルダーがいない中でしたが、私費留学を決意し、MBA受験に臨みました。

Why MBA?

・ 新規事業企画・推進の業務の中で、海外の大企業やスタートアップとの協業において直面する課題へ対応する中で、自分の不甲斐なさを感じ、MBAを通して世界中の様々なバックグラウンドを持つ人々と共に学び、課題解決をする経験を積みたいと思ったから
・ 学生の頃から海外留学したいという思いはあったものの、結局実現せずに大学・大学院を卒業したので、MBAとしてキャリア形成の一環として海外留学するのは良い機会だと思ったから
・ 刹那的な選択で現在に至っているので、もう一度自分の人生でやりたいことは何か?を再考し、キャリアを構築したいと思ったから

Why Sloan?

・ Entrepreneurshipに関する充実したカリキュラム
・ Data-drivenなアプローチ
・ MIT Sloanの在校生、卒業生の人柄と雰囲気

受験スケジュール

2nd RoundでMITにのみ出願し、3rd Roundで欧州2校に出願しました。

7月 GMATの勉強を始める
8月 各大学の情報収集
9月~11月 GMAT勉強
12月 GMATスコア660点、Essay等出願準備 
1月 MIT出願
2月 MIT Interview練習と追加Essay準備、IELTS受験
3月 MIT Interview、欧州2校出願
4月 欧州2校からInterviewに呼ばれる、MITに合格
MITが第一志望だったので、欧州2校は辞退を連絡

TOEFL/IELTS

MIIT SloanはTOEFL/IELTSのスコア提出が必須ではなかったので、提出しませんでした。
3rd Roundで受験した欧州2校向けに、過去問を解いた後にIELTSを受験してOA 7.0で出願しました。

GMAT

<Math>
理系のバックグラウンドなので、なんとかなるだろうと思っていたのですが、所謂中学受験数学といわれる部分につまずいたのでOGの問題を解きました。

<Verbal>
OGに加え、Affinity英語学院でSC, CR, RCの授業を取りました。この授業で出会ったメンバーと1-2週間に1回オンラインでGMAT勉強会(兼、情報交換会)を実施していました。

660点(Math 49, Verbal 31)でMITに出願しました。正直このスコアで出願するか悩みましたが、今年MIT Sloanに行きたいと思い、テストスコア以外の部分でカバーできると信じて出願しました。

Essay/Interview

・カウンセラーは、江戸義塾のEdにお願いしました。江戸義塾のVideo essayに関するセミナーと、インタビューに関するセミナーにも参加しました。EdはEssay等へのフィードバックが早く、大変助かりました。
・英語のインタビューを受けたことがなかったので、江戸義塾のセミナーに加え、Edとも1対1でMock Interviewをして、フィードバックをもらいました。また、Edのクライアントの中で同じ時期にMITのインタビューに呼ばれた受験生を紹介してもらい、一緒に練習しました。
・インタビューを見越して、MBA受験を決意した時から週3回オンライン英会話を継続し、英語を話すことに慣れておきました。

その他

GMAT受験準備の勉強会の中で出会ったメンバーと励ましあいながら受験準備を進められたのは、私費留学で周囲にMBA受験生がいない私にとって非常に精神的な助けになりました。
また、受験期にはMITの在校生や卒業生に個別にコンタクトをとりませんでしたが、合格してからは多くの方に出会い、大変参考になるお話を聞けています。もっと受験準備の早い段階で卒業生や在校生の方々にご連絡して、お話しておけばよかったかなと思う面もあります。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。私は準備を始めたのが遅く、留学や海外在住経験もなかったので、最初にいくつかのカウンセラーに相談した際、「今年の合格はかなり難しい」と率直な意見をもらいました。でも、周囲が評価するできそうかどうかではなく、私がやりたいかどうかが1番大事だと思って進みました。ひとりひとり、異なる背景・経験や現在の状況があると思うので、MBA受験の進め方もひとりひとり違うと思います。皆様、お仕事やご家庭のことなどでお忙しい中、受験の準備をされていると思いますが、何か私がサポートできることがあればお気軽にご連絡ください。

体験記 (6)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢34
最終学歴社会学部(学士)
職歴10年

はじめに

体験記をご覧頂きありがとうございます。私は夫がMIT Sloanに合格したことをきっかけにMBA留学を決意しました。受験プロセスは非常にハードですが、私の場合、それに加えて2021年の5月に妊娠が判明し、嬉しい反面、体調が不安定な中で繁忙期の仕事をこなしながら受験準備を行う必要があり、取捨選択をしながら受験に取り組む必要がありました。この体験記が少しでも皆様のお役に立ちましたら幸いです。

Why MBA?

MBAへの進学を決めた理由は以下の通りです。
•上記の通り夫がMBAに進学することとなり、せっかくなら家族一緒に海外渡航し、自身もキャリアアップに繋がる機会としたいと考えたため。
•10年間同じ会社でキャリアを積む中で、経験や学びが限定されてきたと感じ、一度自らのキャリアの棚卸しを行うと共に、知見を深めたいと考えたため。
•Entrepreneurship及びSustainabilityに関する知見を習得したいと考えたため。

Why Sloan?

•自らの関心分野であるEntrepreneurship及びSustainabilityに強みがあること。
•企業や他の学生と共同で実際の企業の課題解決に取り組んだり、新規事業を考案したりするAction Learningの機会が充実していること。
•MIT Sloanでは”Distributed Leadership”という、リーダー1人が全てを担うのではなくチームで役割を仲間を分散して保持することが重要とするリーダーシップ像を掲げており、共感したため。

受験スケジュール

2020年1〜3月: MBA進学を考え始め、語学試験から着手。TOEFL:105点、IELTS: Overall 7.0を取得。

2020年5月:夫が社費選考に通過し、MBA進学が現実味を帯びる。TOEFL/IELTSをもう少しスコアアップしたいところではあるものの、2020年の受験可能性も視野に入れるのであれば早めにGMAT学習を始めた方が良いと考え、GMAT中心の学習に切り替え。

2020年8月〜1月:8月にGMAT を初受験し550点という点数にフリーズ。以降計4回GMATを受験するも600点台から抜け出せず(後述しますが、自身のMBA受験における最大の反省点は学習が中途半端なままGMATを複数回無駄打ちしてしまったことでした・・)。受験を1年遅らせることを念頭に社費に応募。

2021年2月:社費選考通過。GMATのスコアメイクが最重要課題と感じていたためAffinityの飯島先生に個別カウンセリングをお願いし、今後の学習方針を決める。

2021年3〜5月:AffinityでGMATのRC、CR及びMathの授業を受講。並行してOfficial Guideの問題をひたすら解く。それに伴いPrep(模擬試験)の点数が向上し安定的に700点台を取れるようになる。

2021年5月:妊娠が判明。夫はMIT Sloanへの進学を1年遅らせることに。Essay及びInterview対策としてReve Counselingを起用。

2021年6月:Prepの平均点が安定してきたこと、今後の体調が見通し難いこともあり、GMAT5回目の受験を決意。無事700点(Q:49、V:37)を取得(結果的にはこれが最後の受験となり、出願スコアに)。

2021年7〜8月:MITのEssay準備。GMATを再受験しスコアアップに取り組みたいと思いつつも、この時期仕事が忙しくなりあまり時間を割けず。

2021年9月:MIT出願(R1)。インタビュー通知が来ると信じ、追加Essay課題やInterview準備に取り組み始めると共に、HBS(R2)のEssayにも着手。

2021年10月:MITからInterview招待。IELTSを再度受験し、Overall7.5にスコアアップ。

2021年11月:突然切迫早産と診断され、自宅安静に。予定より1ヶ月早く産休に突入。寝たきりの状態でPCを開き、MITのインタビュー準備を進める&追加Essay提出。

2021年12月:MITインタビュー(Zoom)を実施。2週間後に合格通知を受領。

2021年1月:受験を続けるか悩みつつ、既にHBSのEssayも準備していたこともあり出願。出願の翌々日、入院→無事出産。

2021年2月:HBSより不合格通知。MITへの進学が確定。

TOEFL/IELTS

TOEFL/IELTSは相性もあるため、どちらかで伸び悩んでいる方はもう一方に切り替えるのも一案かと思います。個人的には、特にSpeakingはIELTSの方が対話形式で取り組みやすく、点数も出やすいように感じました。また、TOEFL/IELTSで目標スコアに到達しない場合は先にGMAT対策を始めてみても良いかと思います(例えばGMATのRC対策は難文・長文の読解力向上に資するため、TOEFL/IELTSのReading対策としても有効だと感じました)。

•TOEFL:ReadingとListeningは問題ないと感じたため、過去問を数問解く以上の対策はせず。Speaking及びWritingはYou Tubeの動画(Notefull)を参考に勉強しました。

•IELTS:TOEFL同様、ReadingとListeningは過去問演習のみ。Writing及びSpeakingについてはAffinityの「IELT SWクラス」を受講しました。カウンセラーとしても有名なJessica Kingが講師をしており、私が受講した際は偶々受講生が私のみで、マンツーマンで2時間×6回のレッスンを受けることができ、とても贅沢でした(笑)

GMAT

<使用教材及び講座>
・Official Guide(OG) Bundle、OG Advanced Questions(通勤中や出勤時の昼休みにも問題に取り組みたかったので、分厚い紙の本ではなくOnline question bankを利用しました)
・Official Practice Exams No.1~No.6
・マスアカ
・Affinity英語学院/RC戦略クラスSetA&B、CR戦略クラスSetA&B、Math戦略クラス
*Manhattan prep及びKaplanにも手を出しましたが、個人的には上記で必要十分だったと感じました。

<具体的勉強方法>
・SC:最も苦手意識を持っていたため、当初1番時間をかけていました(具体的にはManhattan prepで基礎を学び、Official Guideでひたすら問題演習に取り組むという学習方法)。しかしながら点数が上がらず、途中でSC学習は切り捨て殆ど勉強しないという戦略に変更しました。
・CR:AffinityのCR戦略クラスで出題パターンと取り組み方を学び、その後はOfficial Guide→OG Advanceの順に問題を解きました。間違えた問題はなぜ間違えたのかを突き詰めて考えることで、同じパターンの間違いに陥らないようにしました。
・RC:CRと同様、AffinityのRC戦略クラスで出題パターンと取り組み方を学び、その後はOfficial Guide→OG Advanceの順に問題を解きました。GMATのRCは文章が難解でボリュームも多いことから苦手意識を持っていましたが、AffinityのRC戦略の授業を受けてからコツを掴み、殆ど間違えなくなりました。
・Math:マスアカで基本的な解法を学び、OG→OG Advanceの順に問題を解きました。MathはOGの解説が非常にわかりづらいので、分からない問題はGMAT Clubで検索して都度解法を確認していました。AffinityのMath戦略クラスも何度か受講しましたが、難問を中心に取り扱っているため、力試しとして有効でした。
・IR/AWA: 他の科目と比べるとあまり時間はかけませんでした。IRはOGを解き、AWAは、GMAT clubで見つけた解答例を元に自分なりのテンプレートを作りこれを応用していました。

<GMAT受験の反省点>
①prepで安定的に点数が出るまでは受験を差し控えるべきだった
GMATは受験回数に制限があり(1年間で5回まで、生涯7回まで)、1回の受験が貴重な機会です。私は夏期休暇や年末年始で纏まった時間勉強し、模試を受けるも点数が出ないということを繰り返してしまいましたが、模試を受けるタイミングは勉強時間ではなく、成果(=prepの点数)で決めるべきでした。Prepの方が本番よりも簡単な傾向にある気がするので、700〜730点程度が安定的に取れるようになってから、本番の受験をする方が良いかと思います。
②苦手分野の対策に気を取られすぎていた
私はSCに苦手意識を感じており、当初学習時間の殆どをSC対策に費やしていましたが、学習時間に見合う成果が出ませんでした。そこで戦略を変え、SCを切り捨て、それ以外のRC・CRとMathに集中して取り組むようにしました。結果的にはこれらを得点源にすることで安定的に700点台を取ることができるようになりました。

Essay/Interview

•Essay:MITは主な出願書類がResume、Cover Letter、Video Essayと限定的なため、夫々に自分のアピールポイントを端的に盛り込むようにしました。具体的には、Cover Letterでは仕事面での具体的な実績を通じてinternationalな経験と新しいことにチャレンジできる人材であることが滲み出るようにし、Video Essayでは自身の関心の根っこが伝わるようなエピソードに触れました。MITでは、インタビューに招待されると追加Essay課題が出されるのですが(data-driven decision及びdiversity)、私は社会学部卒でキャリアも超文系なこともあり、data focusな一面をここでしっかりアピールするようにしました。なお、追加Essay課題は早い段階から公開されるため、インタビューへの招待を待たずに早めに取り組むことをお勧めします。
•インタビュー:2022年にMIT SloanのAssistant Dean of Admissionsである
Rod Garciaさんが引退されました。これまで同氏がインタビューのほぼ全てを担割れていたため、新しいインタビュー形式がどのようなものになるのか全く分からないという状況でしたが、結果として複数のadmissionが分担してインタビューを行ったようです。私の場合は、MITで必ず出されると言われているbehavior questionでの突っ込んだ質問に加え、Why MBA、Why Sloan、追加Essay課題(data-driven decision)の説明等が求められました。対策としては、Why MIT等のオーソドックスな質問への回答を準備すると共に、behavior questionに備え自身の経験をSTAR(Situation/Task/Action/Result)で整理し、どのような質問が来てもストーリー性を持って答えられるよう準備をしました。
•カウンセラー:Reve Counselingを中心に、Matthew Aldridge氏と江戸義塾にもお世話になりました。

<Reve>田中さんと日本語でEssayのネタの棚卸しを行い、バックグラウンド等に応じてネイティブカウンセラーが付く形式です(私は夫もお世話になったJessicaに見て頂きました)。田中さんとの棚卸しは自身のキャリアや生い立ちを整理し、Essay及びInterviewにおける「軸」を考察する上でとても有効でした。またJessicaも経験豊富なカウンセラーであり、Essay及びInterviewを仕上げる中で的確なアドバイスをたくさん頂きました。
<Matthew Aldridge>特にInterview対策で有名かと思います。私もReve CounselingのJessicaと一通り練習した後に、4回程Interviewの練習をお願いしました。設問への回答内容そのものに加え、deliveryについても重点的にアドバイスをして頂きました。同じ内容でも話し方・伝え方によって大きく受け手の印象が変わるため、こちらもお願いして良かったです。
<江戸義塾>イベントに単発で参加しました。またMITのInterviewに通過した旨を伝えると、過去のinterview reportを共有してくださり、こちらもinterview後に概要をシェアする等、情報交換をさせて頂きました。

その他

スクールリサーチをする際には、留学イベントで自身とバックグラウンドや関心分野が似ている方を見つけ、個別にお話しをさせて頂きたいとお願いしていました。より突っ込んだお話しをお伺いすることができ、大学の雰囲気やカリキュラムを知る上でも、Essay/Interviewへの備えとしても、とても参考になりましたので、気になる先輩がいましたらコンタクトしてみることをお勧めします!

最後に

改めて振り返ると、夫が既にMIT Sloanに合格し選択肢が絞られる中で受験と妊娠が重なり、綱渡りの受験だったなと思います(笑)このような特殊な状況にある方はあまりいらっしゃらないかと思いますが、少しでもご参考になる部分がありましたら幸いです。妊娠・育児とMBA受験の両立は本当に大変ですが、諦めず、ゆっくりでも少しずつ歩みを進めることで、必ず良い結果に繋がっていくかと思います。皆様のMBA受験を心から応援しております!
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

体験記 (7)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢28
最終学歴経済学部(学士)
職歴6年

はじめに

MBA受験はHolistic Evaluationの性質上、十人十色の受験体験が存在しており、他者のアドバイスを柔軟に取り入れる姿勢とブレない軸の両面が必要だと感じました。私の受験体験記も話半分に受け止めて頂くつもりで覗いて頂きつつ、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

Why MBA?

理由をあげるとキリがないですが、代表的なものは以下の通りでした。
①学生時代からの漠然とした憧れ。
②尊敬するMBA卒先輩社員の存在。
③経営者を目指すうえで、ITデジタルに限定されない体系的な経営知識が必要と感じた為。
④過去の経験から、体系的な知識を基盤にして業務を経験した方が成長速度が早いと考えた為。
⑤クロスボーダーM&A実行時にリーダシップを取れる力(特にPMI)がないと感じた為。

Why Sloan?

理工系大学の中にあるビジネススクールとして、経営と技術の融合を目指したカリキュラムに特徴がある点、さらに分野別QS MBAランキングに於いてもTechnology分野で1位を
獲得しており、デジタル×経営のキャリアを志向する上で最も親和性が高いと考えました。加えて、他トップスクールに比して一学年400人程度と規模が小さく、チームワークや多様性を重視する校風も魅力的でした。

受験スケジュール

2020年 2月 IELTS 7.0
2020年 7月 社費選考 不合格
— 色んな方向性を模索 (MOOC受講・卒業生との会話等) —
2021年 2月 IELTS 8.0
2021年 6月 社費選考 合格
2021年 9月 GMAT 730 (3回目)
2021年12月 第一志望校より合格通知受領/受験終了

TOEFL/IELTS

MITの場合はTOEFL/IELTSの提出が求められておりませんが、他校受験の為には学部の交換留学時に利用した為、IELTSを選択しました。①スコアレンジの幅、②各校の足切り水準、③対面によるSpeakingを勘案すると、特段の拘りがない場合はIELTSを強く推奨したいと思います。

GMAT

Agosの対策講座に加えて、公式問題集、GMAT Clubの有料サービスを活用しました。近年、受験者のGMAT点数のインフレが続き、バックグラウンドによる差はあれど、平均的なM7受験者にとっては700越えは必須(出来れば各校平均の730↑)という印象です。逆にインフレの結果か、観測範囲に於いてスコア750↑等が合格率を数%押し上げる印象はなく、早期に700越えを実現した上で、エッセイ等に取り掛かることが近道と考えています。

Essay/Interview

スコアを除くアプリケーション・パッケージは個々のコンテンツ(点)が一つのストーリーとして繋がる(線)ことを意識して作成しました。コアとなる経験を棚卸した後は、Resume・Essay共に「何を伝えることが私の課題感及びゴールを伝えるのに適当か」を自身に問いながら引き算の方法で整理していきました。反論を恐れずに持論を述べると、エッセイは数か月かければクオリティが上がるものではなく、ストーリーの組み合わせを検討することが重要だと感じました。

また、カウンセラーはGC GlobalのSam Haldeman氏を起用しました。カウンセラー業界の数少ないMBAホルダーであり、シンガポール交換留学という共通点があったことからご縁を感じて決定しました。他カウンセラーを一切起用しなかった為、比較は難しいものの、指摘事項は明快で、エディティング能力は高く、レスポンスはとても速かったので、全体を通じてとてもお勧め出来るカウンセラーです。

最後に

MBA受験中は「周囲に共感されない悩み」が多くなると思います。MBA受験経験者の大多数がそんな皆さんの味方をしてくれるので、是非周囲の人に思う存分頼りつつ受験期間も楽しんで頂ければと考えています。

体験記 (8)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢29
最終学歴工学部(学士)
職歴6年

Why MBA?

これまでの新規事業開発業務において、投資実行まで至った案件こそ複数あったが、投資後に自らの力で事業のトップラインを成長させたり、自らのアイデアを新しいビジネスとして具現化させることで世の中に新しい価値を提供することなどは全く出来ていないという課題意識があった。今後商社が生き残っていく為には、元来強みであった海外のフィールドで、テックを活用した新しいビジネスを創っていく必要があると考えており、そのためにまず私自身が世の中に新しい価値を提供するテック事業をゼロから海外で立ち上げるために必要なEntrepreneurshipおよびLeadershipをアカデミックに体系立てて今一度学びなおしたいと考えたから。

Why Sloan?

①起業関連のプログラムやサポート体制が充実しており実際に起業に挑戦している日本人学生が多い、②アントレ関連授業が充実、③スタートアップ・テック業界のネットワーク構築に強みがある、④世界トップのエンジニア学部と連携機会が多い、⑥優しくナイスな人が多く在校生の結びつきが強い

受験スケジュール

2020年3月:スコアメイク開始
2021年2月:社内選考応募
5月:社内選考合格
6月:カウンセラー起用
9月:R1でMIT、CBSに応募
11月:TOEFL・GMATスコアメイク完了
12月:MITから合格通知
2022年1月:その他4校応募
3月:Haas合格通知受領

TOEFL/IELTS

基本的には各セクションについて参考書を揃え、それをひたすら解くという形で学習。Speakingは一か月だけ通塾、Writingはオンラインの添削サービスを利用。経験に基づく私見だが、純ドメ人材が高スコアを獲得するための戦略としては、Speaking23・Writing28を安定して取れるようになってから、Reading・Listeningが満点になるタイミングを待つというのが最適と思う。

GMAT

外部の教材・塾で活用したのは、Verbal(Sentence Correction)対策塾のYES(http://www.yes-05.com/)、およびMath対策のマスアカ教材(http://www.bekkoame.ne.jp/~mathebit/)。ある程度の基礎を固めた先は、時間配分と集中力の勝負なのでGMAT Prepや、Manhattan Prep等の模試を使って、時間内に解き切る練習が重要。GMATは年間5回までしか受験できないという制限があり、かつ本番はPrepよりも問題難易度が上がる為、Prepで740点程度を取れるようになってから本番の試験を受験したほうがよかったが、未完成なうちに受験して回数制限のプレッシャーに苦労した。

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