Economics

ID タイトル
15.012 Applied Macro. and International Economics
15.013 Industrial Economics for Strategic Decisions
15.223 Global Mkts, Nat’l Policies and the Competitive Advantages of Firms
15.225 Economy and Business in Modern China and India

15.012 Applied Macro. and International Economics

時期 内容
2008春(H1) Roberto Rigobon, Tavneet Suri
Course pack
ベネズエラ人のRigobonとケニア人のSuriが交代に担当するマクロ経済学の授業です。教授陣は非常に熱意に富んでいるため学生の評価も高い授業のひとつと言えると思います。 授業は学期前半に週三回のペースで行われますが、課題は二回のレポート提出と教室での期末試験ですので、それほど負担は高くありません。
マクロ経済学の理論については三面等価の理論やIS-LM理論、そして為替に関する理論に関する講義がありましたが、授業の大半はその理論を背景にケーススタディを通じて世界各国のマクロ経済状況について理解を深めることに費やされます。扱った国としてはドイツ、アメリカ、シンガポール、ザンビア、中国、チリ、インド等と多岐におよび、各国が各時代に抱えてきたマクロ経済に関する課題を簡潔に理解するためには有益な授業だと思います。 【MBA 09】

Economicsを教えて長いRigobonと、今年がProfessorになったばかりのSuriの二人が半期の授業を受け持ちました。ほぼ毎回ケースリーディングがありましたが、基本的には理論中心のレクチャーで、マクロ経済初心者にもわかりやすい内容だと思います。マクロ経済を理解するためのツール、各国の財政政策および金融政策事例、Developing and emerging countryのマクロ経済上の課題等を、ドイツ、US、シンガポール、ザンビア、中国、チリ、インド、日本、アフリカの開発経済、ユーロの金融および財政政策といった事例を通じて学びました。Macro EconomicsはMBA生として知っておくべき知識であり、両教授もエネルギッシュで意義ある授業だった、というのが、日本人だけでなく他のインターナショナルやアメリカ人の生徒の概ねの感想でした。個人的には、通期の授業でみっちり学びたい授業。ワークロードは、週三回授業ということを除けば、二回の軽めのWrite-upおよびIn ClassのFinalののみなので、比較的軽いと言えます。【M.I. MBA 08】

15.013 Industrial Economics for Strategic Decisions

時期 内容
2010秋
12 units
Robert Pyndick
R. Pindyck and D. Rubinfeld. Microeconomics, 7th edition. Prentice-Hall (15.010 に同じ)
授業のタイトル通り、航空、自動車、医療機器、電機など各業界にゲーム理論などミクロ経済理論を応用させながら、業界内のプレイヤーの価格戦略や数量戦略を分析する経済学とストラテジーを兼ねた授業です。

必修科目で学んだミクロ経済をベースに、各業界の特徴を念頭に置いた上でもっとも当てはまる経済理論を応用しなが各プレイヤーの最適行動を導き出して行きます。所謂通り一遍な経済理論の授業ではなく、理論をかなり実務に落とし込んだ内容で構成されています。教授もスローンでももっとも有名な教授の一人で、コースパックや授業中のディスカッションは非常によく練られており、また常に新しい業界のトピックを入れて授業の内容をリバイスしているため身の回りに起こっている事との結びつけやすく、新鮮でわかりやすい内容でした。まさに日本の大学とのレベルの違いを痛感させられる授業で、経済学をこれまで学んだ人も、そうで無い方にもお薦めの授業です。【M.W. MBA’11】

15.223 Global Mkts, Nat’l Policies and the Competitive Advantages of Firms

時期 内容
2008春(H1) Yasheng Huang
Course pack
ベテランのHuang教授によるEconomicsの授業。Emerging Countryのビジネス環境の理解と、その中で会社が生き残るために必要なツールを学びます。各国のFDI、知的財産権、貿易政策、汚職や基本的人権のあり方を、ボツワナ、サウジアラビア、ブラジル、ロシア、韓国、ビルマ各国での事業を事例に、何が成功要因か、失敗要因かを分析しました。あえて中国とインドが入っていないのは、15.225(同じ教授の講義)と内容が被らないようにコースが設計されているためのようです。毎回、1-2個の重めのケースリーディングが課され、2回のWrite-upと最後のグループプロジェクトがあり、決してワークロードは軽くありません。授業はすべてケースディスカッションのため、マクロ経済の知識がない方は、15.012を受講してからだとより深い理解が得られるかもしれませんが、私は同時期のこの二つを受講しました。半期と短いながら内容が充実しており、教授の独特のキャラクターもあって、受講した学生の満足度が高いコースのひとつだと思います。【M.I. MBA ’08】

15.225 Economy and Business in Modern China and India

時期 内容
2008春(H2) Yasheng Huang
Course pack
中国・インドの様々な会社のケースを通じて、主にBusiness Environmentに焦点を当て、両国における同業種の企業を比較分析します。(例えば、Infosys、Lenovo、ICICIなど。)専門的な経済理論を駆使するというよりは、活発なディスカッションを通じて様々な角度から両国のビジネスを比較するという形式で授業が進められるため、マクロ・ミクロの知識がなくても十分に楽しめると思われます。また、何度かインドや中国と関わりの深いビジネス・リーダーがスピーカーとして招かれます。毎回の事前リーディングの量は多めですが、中間でIndividual Case Write-upと最後にGroup Research Reportが各一回ずつ課されるだけでしたので、ワークロードは軽めでした。また、この教授がIndia LabとChina Lab(数週間、現地で実際に企業をコンサルできるプログラム。)をオーガナイズしているため、より中国・インドのビジネスを深く知りたいという方は、この授業を取ってLabに参加するのも良いかも知れません。尚、私の個人的な感想ですが、教授はややインド寄り的な印象を受けました。 【Y.A. MBA ’09】