On-Campus(独身寮)

On-Campus の独身寮に住む一番の魅力は、なんといっても多くの友達ができることです。一つのアパートに大体10-20 人程度のスローン生が住んでいて、同じアパートに住んでいれば顔を合わせる機会も多いので、毎日のようにお互いの部屋を行き来して一緒に食事をしたり、勉強をしたり、また休日に旅行に行ったりするかけがえのない友達を作る機会に恵まれます。また。スローン生以外のMIT の知り合いを作る機会にもなるでしょう

もう一つの魅力は、On-campus のアパートはOff-campus に比べて家賃が安く、家具つきのアパートも多いので経済的なことです。ケーブルTV、市内電話代や光熱費がすべて込みで、インターネットもキャンパスのLAN 経由のため高速、かつつなぎ放題です。また、最近は新しいアパートが増え、これらのアパートは部屋がきれいで設備も充実しているため、かなり快適な暮らしができます。さらに、アパート内や近隣のアパートに住む学生との交流が盛んです。一方、すべての独身寮は一年間の居住をコミットする契約になるため、一年後には退寮し、新たに抽選に申し込まなくてはなりません。独身寮に関する詳細は、こちらの Web サイトをご参照下さい。

Edgerton House


Building NW10
617-253-4954
Efficiencies (only 2): $1295; 1 Bedroom: $1,583
2 Bedroom: $1063; 3 Bedroom: $885; 4 Bedroom: $809

1990 年に完成した比較的新しい寮です。MIT のメインキャンパスを横断してスローンまで徒歩20 分の距離のところにあります。

部屋には1 ベッドルームから4 ベッドルームまで4 種類あります。2 ベッドルーム以上の場合、ルームメートとリビング、キッチン、バスルームを共同で使い、ベッドルームはそれぞれに与えられます。キッチンには冷蔵庫、オーブンなどが備え付けてあります。TV のアンテナプラグはリビングにひとつあるだけなので、分配器をつけない人はルームメートとシェアすることになります。

各ベッドルーム、リビングは冷暖房完備で快適です。家具は自分で入れることになりますが、電気、水道などのユーティリティは家賃に含まれています。電話は各ベッドルームに備え付けられています。

寮内にはアスレチックジム、ランドリー、ビデオルーム、ピアノルームなどがあります。徒歩数分のところに、大きめのスーパー(Star Market)や韓国スーパーマーケット(Lotte Market)があり、買い物には便利です。

この寮に関して問題となるのは、すぐ隣にあるお菓子工場の騒音です。部屋の位置にもよりますが、平日は朝6 時前からこの騒音のために目を覚まされることが少なくありません。また、寮の向かいは原子反応炉です。

Ashdown House


Building W1
617-253-2963
Single $1,195; 2-bedroom $1,063/person; 3-bedroom $885/person, 3-bedroom suite $776/person

この寮はGraduate Student 専用の寮で、男女約400 人が住んでいます。スローンまで徒歩10 分にあるこの寮は、銀行、スーパー、カフェテリア、Coop、郵便局、美容院などがあるStudent Center の正面(徒歩1 分)にあり、食事や買い物にはキャンパスで最も便利です。

Harvard Sq.とBack Bay を結ぶバス(ルート1)が止まるバス停の近くにあるため、バスさえ来ればこの両地域には15 分で行けます。Back Bayは橋を渡るだけなので、歩いても15 分くらいです。逆に地下鉄のKendall 駅までは徒歩10 分とちょっとあります。

寮内にはジムや大画面のビデオルーム(ビデオ貸し出し300 本)、プール(ビリヤード)、ピアノ、バーなどもあります。毎週木曜日にはCoffee Hour の他にも、ハウスマスターとの食事会や、野球観戦、ハイキングなどさまざまな寮内行事を通じて、他学部の学生との交流もできます。

部屋割りですが、ベッドルームの共有が基本です。1 つの部屋を2 人で共有し、トイレは4-5 人(スイート)で共有になります。キッチンは各フロアに大きなものがあります。狭いので、人が側にいると勉強に集中できない方や、ルームメートとの時間調整に煩わされたくない方にはお勧めできません。逆に、ルームメートから英語を含め、色々なことを学んでみたい方には良い環境です。

また、他の寮に比べて学生間の交流が盛んなようです。希望が通るとは限りませんが、Sloan の学生と同じ部屋にしてもらうようリクエストすることもできま(Sloan の学生は宿題が多く、他のMIT の学生と比較しても夜中まで起きている可能性が高いので)。

Corner Double という部屋は普通のダブルの2 倍の広さで、チャールズ川に面した側にあるので、ボストンの夜景も最高です。またSingle もそれなりに数があります。ただし、寮内の部屋割は居住期間の長い人が優先されるため、最初からCorner Double やSingle に住むのは難しいでしょう。逆に2 年生の多くはSingleに住んでいます。Ashdown は部屋数が多いせいか、2 年目の抽選でもれるということは聞きません。

Tang Hall


Building W84
617-253-5146
2 Bedroom $761; 3 Bedroom $809; 4 Bedroom $802

寮と言うと家賃は安く、経済的だけれども快適で便利な生活は望めないという印象があるかと思いますが、全くその通りです。数少ない長所のひとつは家賃で、Tang は$7-800 台が相場です。これは2、3、4 人部屋の種類によって違ってきます。3 人、4 人部屋はリビング、トイレ、キッチン共有、ベッドルームが個室です。二人部屋は個室が広いかわりにリビングはありません。電気、水道は家賃に含まれ、使い放題で、これも自分のように電気製品を多く使う方には大きなメリットでしょう。また、チャールズ川沿いに立っているので、川に面した部屋になれば、眺めは最高です。週末にチャールズ川でジョギングを楽しみたい方には絶好のロケーションです。

さて、問題点ですが、たくさんあります。朝、トイレ、シャワーが混みます。このために30 分から1 時間早起きする必要があるかもしれません。最も、他のフィールドの人は朝の授業があまり多くないようなので、組み合わせによっては問題無いでしょう。
通学ですが、これは結構面倒です。普通に歩くと20 分以上かかり、天気が悪いと(雪、雨)25 分の距離です。ただし、夏場は20 分毎、冬場は10 分毎にシャトルバスがあり、スローンまで10 分程度で行かれます。また、自転車を購入する人も多いようです。

近辺は何もありません。寮から10 分強のことろにあるStudent Center の中にLaVerde’s という小さいスーパーがありますが、かなり割高です。宅配スーパーのサービス(HomeRuns)があり、これを利用する人も結構います。少々値段は張りますが、品質は高いそうです。地下鉄はSloan の傍ですので、25 分位歩きます。タクシーはTang のすぐ横のHyatt Regency で拾えることが多いですが、ボストンは無線でも5 分から10 分で来るので、あまりメリットは無いでしょう。

水周りはトイレがタンクサイズの関係でよく詰まります。また、冬の暖房が弱く、厚手の布団と毛布無しではやっていけません。ベッド、たんす、机は備え付けですが、明りはありません。到着後、すぐに用意しないと夜は真っ暗です。冷房がついていないので、2001 年のような猛暑には、4 人部屋で窓を開け放して全員裸で寝たというような話も聞きます。ちなみに3、4 人部屋では角部屋が他の部屋に比べてかなり広く、ネゴの余地があればお勧めします。

以上のように、Tang は決して魅力的な住環境とはいえません。しかし、人との出会いという意味ではやはり寮は面白いと思いますので、予算の限られた方には検討の余地が十分にあるかと思います。

THE WAREHOUSE


Building NW30
617-253-0400
Efficiency $1,195

2001 年にオープンした新しいアパートです。もともと倉庫だったものをアパートに改良したので、別名 Warehouse と呼ばれています。

120 室あり、全室シャワー、トイレ、キッチンつきのstudio ですので、自分のスペースを確保したい方にはお勧めです。室内には勉強机、いす、タンス、クローゼット、ベッド(ダブルサイズ)、ソファが備え付けられています。キッチンは小型の冷蔵庫、電気コンロ4 面、電子レンジ、オーブンなどがつけられていて、収納スペースも一人住まいには十分です。外側はレンガ造り、部屋の中は赤、白、緑、黒を基調にしたスタイリッシュなつくりで、壁の一面が赤レンガになっています。共有スペースにはスタディ・ルーム、ジム、ゲーム、DVD プレーヤーがあり、ビデオやDVD ソフトの貸し出しも行っています。受付には24 時間人がいるので、安心です。

家賃が他のアパートに比べてやや高めなため、スローン生の割合が高く、現在120 人中20 人強のスローン生が居住しています。NW30 は新入生専用のアパートで、また夏場はエグゼクティブMBA の宿泊施設として利用されるため、5 月には退出しなくてはなりません。

唯一の問題点は、キャンパスの西端にあり、周囲には工場や原子反応炉、倉庫、研究室、工事現場などしかないこと。NW30 のあるAlbany St.は他の地域と比較すると治安がやや悪く、夜中の一人歩きは危険かもしれませんが、Safe Ride が寮の前に止まります。買い物は大きめのスーパー(Star Market)や韓国スーパーマーケット(Lotte Market)まで徒歩10 分程度で行かれます。最寄り駅はCentral Sq.(徒歩15 分)、Kendall までは20 分強かかります。スローンまでも歩いて20 分強かかるので、通学には自転車もしくはシャトルバスを利用する方が多いようです。


どこのビジネススクールでももOn-campus housing の収容人数が限られていて、入居できるかどうかはわからないという評判をきいていたので、MIT のOn-campus の抽選に申し込むとともに、日系不動産にも問い合わせていました。5-6 月くらいにHousing Office から連絡がありました。私の抽選の番号は500 番代後半とかなり悪い番号だったため、希望したどのアパートにも入れなかったのですが、幸い、抽選リストに載っていなかった新築のアパート(NW30)に割り当てられ、結果としてはとてもラッキーでした。
アパートの完成予定が8 月半ばだったため、1 ヶ月間短期貸しの部屋に住むことになりました。こちらはCentury21 の紹介で見つけたのですが、たまたま担当者の個人的な知り合いに日本人女性がいて、短期のルームメイトを探しているということだったので、手数料無料で格安の部屋($400/月)を借りることができました。なお、8 月半ば完成予定だったアパートは工事が遅れて8 月末の入居となり、1 週間MIT の負担で近くのホテル(University Park Hotel @MIT)に滞在することになりました。

Sidney & Pacific


Building NW86
617-252-4753
Efficiency Single $1,195; Two Bdrm $1,063/person
Two Bdrm-Dbl $1,195/ person
Two Bdrm-Quad $709/per person

2002 年夏にオープンしたGraduate Student 専用の新築のアパート(9F 建て)です。部屋はStudio、2-bed(シングルベッド部屋が2 つ)、4-bed(シングルベッド2 つの部屋が2 つ)の3 種類があり、750 人弱の収容が可能です。Studio の場合はバス、トイレ、キッチンつき、2-bed および4-bed の場合は、バス、トイレ、キッチン、リビングが共有になります。共有スペースには音楽室、図書室、寮生用レストラン、フィットネス・センター等があり、各階に会議室、スタディ・ルーム、テレビ&DVD もあり、寮生は自由に使えます。車を持っている学生には、地下駐車場もあります。

買い物は、徒歩2分でStar Market(食品の品質はいまいち)へ、徒歩15 分程度でBread & Circus(新鮮な肉・魚類が充実)へ行くことができます。最寄り駅はCentral Sq.(徒歩10 分)で、Kendall までは25 分程度。スローンまでも歩いて20 分強かかるので、通学には自転車もしくはシャトルバス(最寄駅徒歩1 分)を利用された方が便利です。

「寮」と呼ぶのが憚られるほど充実した設備内容であり、寮生の満足度が高いのは勿論のこと、他寮の学生から羨望の眼差しで眺められています。スローンまで遠いという問題があるものの、新築でかつ設備が整っていることから、抽選の一番人気になると思われます。