健康診断・予防接種

合格後MIT から送られてくる書類の中にWelcome to MIT: Practical Planning Guide という冊子が入っています。その中にMedical Report のフォ-ムがありますので、早めに健康診断と予防接種を受け、記入してもらいましょう。特に予防接種は全てを受けるのに数ヶ月かかる場合がありますので、スケジュ-ルに気をつけて、早めに動きましょう。これらの書類がないと、学生登録ができず面倒なことになりますので、日本で全て済ませるようにしましょう。

どうしても日本で全部受ける時間のない人は、Medical Report だけ先に送付してください(FAXで問題ありません)。そうすると後日MIT Medical から、どの検査or 予防接種が足りないかレターがきますので、それを持ってくれば、9 月以降に無料で接種出来ます。不完全でもMedical Report だけ送付しておけば、遅延料金をとられることなどなく、また学生登録にも支障はありません。


MIT Medical に提出するフォームは、Web サイトからもダウンロードできます。

健康診断

普通の病院でやってくれますが、英文で診断記録を記入してもらえるか、事前に確認しましょう。会社で受けられる方はそれを利用することも可能です。費用は最低3 万円程度かかりますが、病院により差がありますので、確認してください。

予防接種

予防接種はアメリカの学校に入学するために必要となるものです。出国前に日本で接種を受け、担当医に証明書を作成してもらう必要があります。MIT Medical で要求している接種項目は以下の通りです。なお、2004年秋入学の学生からB型肝炎の予防接種が新たに義務付けられました。

和名 英名 備考
はしか Measles 2 回 抗体があれば不要
風疹 Rubella 1 回 抗体があれば不要
おたふく風邪 Mumps 1 回 抗体があれば不要
破傷風/ジフテリア Tetanus/Diphteria 2 回
ツベルクリンテスト Tuberculin 陽性の場合、胸部レントゲン検査が必要(日本人は子供のころBCG を受けているので陽性のことが多い)
B型肝炎 Hepatitis B 3回 渡航までの時間の関係上、3回目はアメリカで接種することになると思います

また子供の時に受けた接種は、医者の証明だけでOK ですので、母子手帳を持参して下さい。本人の手帳のことですので、私は子供はいませんなどと言うと恥をかきます。

スケジュール

大まかな流れとしては、以下のようになります。

  1. 血液中の抗体の有無を確認
  2. ツベルクリン判定
  3. 抗体の無かったものについてワクチンを接種

接種や検査には厳格な順序があるそうです。また、複数ワクチンを接種する際は、一定の間隔を空ける必要がありますので、スケジュ-ルには十分注意して下さい(具体的には、担当医に相談して下さい)。

以下に、実際のスケジュールの一例を示します(霞ヶ関診療所の場合)。

日時 内容
04/11 抗体検査と破傷風/ジフテリアワクチン過敏調査
04/12 ツベルクリンを接種
04/15 ツベルクリン反応を判定
→陽性だったため、後日胸部レントゲン検査が必要になった。
破傷風/ジフテリアワクチンを接種
04/22 B型肝炎ワクチンを接種(1回目)
05/12 会社の健康診断で胸部レントゲン写真を撮影
05/21 B型肝炎ワクチンを接種(2回目)
05/25 出来上がったレントゲン写真を診療所に持参し、異常がないことを確認してもらう。
06/03 予め預けておいた MIT 用のフォームを受領し、日本での手続きは完了。
12/22 MIT MedicalにてB型肝炎ワクチンを接種(3回目)

受診場所

以下、英文の健康診断記録、予防接種を扱う病院を紹介します。お子さんのいらっしゃる方は、母子手帳の翻訳なども同時にしてもらうと後で便利です。

霞ヶ関ビル診療所
千代田区霞ヶ関3-2-5 霞ヶ関ビル12F
03-3581-6031
虎ノ門、霞ヶ関、国会議事堂前など
月~金 8:30am-12:30pm, 1pm-4:30pm; 土 8:30am-12:00pm

留学生の予防接種を熟知した方がいらっしゃる上、各校の接種項目データを持っているので、非常にスムーズです。

ナショナルメディカルクリニック
港区南麻布5-16-11-202
03-3473-2057
外苑前
月~土 9am-5pm (予約制)

日本赤十字医療センター
渋谷区広尾4-1-22
03-3400-1311
広尾
月~金 8:30am-11am

(財)日本検疫衛生協会 東京診療所
千代田区丸の内1-8-2  第一鉄鋼ビル55F
03-3201-0848
東京

(財)日本検疫衛生協会 横浜診療所
横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル3F
045-671-7041
関内

このほかにも、英文証明書を発行してくれる保健所もあるようです。費用も数百円と格安ですので問い合わせてみて下さい。

歯科

医療費が高いアメリカでもひときわ高いのが歯科です。これは歯科には保険が使えない、というのが理由です。MIT で加入する保険(Blue Cross)もほとんどの場合使えません(医者が入院要と認めた場合、応急処置程度)。

また学期中は忙しく歯医者に行く時間ももったいないですから、是非とも日本で信頼できる歯医者さんに治療してもらってから来て下さい。

MIT の保険以外に加入している方も、歯科の費用がカバーされているかどうかを必ず確認して下さい。全額負担される場合もあれば、負担ゼロの場合もあります。高額ですのであとから揉めたりしないように。

また、Boston University (BU) の歯学生が治療するという、ちょっと不安ですが安い保険制度もあります(詳しくは「医療保険」をご覧ください)。

子供の予防接種

予防接種はアメリカへの入国のために必要なのでははく、こちらで幼稚園や小学校に入るために必要なものです。アメリカと日本では規定の接種回数が異なります。アメリカの方が一般的には多いので、入園、入学の際には健康診断を含め、MIT などの小児科を受診する必要があります。

また日本が時間をかけて接種するのに対し、アメリカは免疫がなくなる前に短期間で接種します。接種の危険と感染の危険に対する考え方が違うのです。出国前に済ませられるものは済ませてしまうのが安心でしょう。日本で済ませたい場合は、事情に詳しい医者(東京地区ではナショナルメディカルクリニック)で受けるのが良いかと思います。渡米後には、MIT Medical で簡単に受けられます。

こちらでは平気でMMR を接種しますし違う種類のワクチンを同じ日に投与します。どうしても混合を避けたいのならば、その旨医者に伝えれば分けて接種をしてくれるようです。

英文での証明書、母子手帳の英訳は使う機会が多いので忘れずに作成して下さい。以下に英訳をしてくれる機関をご紹介します。

(財)日本国際医療団
新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル4F
03-3235-3012(代)
市ヶ谷
一通5,000 円(JAL ファミリークラブに入会していると一割引)

(財)日本検疫衛生協会 東京診療所
千代田区丸の内1-8-2  第一鉄鋼ビル55F
03-3201-0848
東京


子供の予防接種について

学校に入らなくとも病院にいってチェックアップ(日本で言う1歳児健診etc.などと同じようなもの)を受けると予防接種を受けるようにいわれます。アメリカの予防接種は日本よりも種類が多いような気がしましたが、日本で事前に受けられるようなものでもないので、日本では普通に日本で決められたとおりスケジュールにしたがって予防接種を済ませ、アメリカに来てさらに必要だといわれたものをこちらで受ければよいかと思います。

また、こちらでは日本と違って一度に何種類もうつのが普通(or安全)とされています。ですが、その場合高熱が出たりすることもあるので、私は日本と同じように一回の受診で一本という形でお願いしてやってもらいました。学校に行かないということであれば1度に何本もうたずに比較的余裕を持ってスケジュールを組めるかと思います。

MIT Medicalに受けなければならない予防接種のリストがあるので、それをもらって初めに病院にいって先生を紹介してもらったときに予防接種のスケジュールを決めると良いかと思います。

英語併記の母子手帳

厚生労働省令に基づく母子健康手帳の記録ページを英語と日本語の2 カ国語で併記してあります。アメリカで出産された方や小さなお子さんのいらっしゃる方には、健診、予防接種の記録をDoctorに記入してもらう時にとても便利です。

購入方法等の詳細については上記 Web サイトをご参照ください(一般の書店では購入できません)。なお、海外からは、紀伊国屋Bookweb またはクロネコヤマトブックサービスを通じて購入可能です。


子育てインフォ